私たちのバンドは「演ってみたかった曲を全て演奏する」というコンセプトで活動しています。
この曲は私の念願だった曲で、ついに演奏できました。
ライブで初お披露目でした
初見演奏をしたときの映像がこちらです。
ライブではピアノが加わり、原曲でバンプソロになっているところを、メロディラインのコード進行でのソロに変更しました。
コード進行はツーファイブ進行が多いのですが、1行ごとにキーが変わってゆくので、アドリブするのは結構大変でした。
なるべく全てのコードで「美味しいフレーズ」かつ「流れで思いついたもの」を選べるよう、準備してゆきました。
アドリブ練習の流れは、
とりあえず持ちネタで、どこまでできるかやってみる
↓
美味しくできなかったところ、ネタが切れやすいところ、をあぶり出す
↓
あぶり出したポイントでの、フレージングを試行錯誤する
↓
もう1度通してみる
↓
ライブ前は「一発だけ演奏できる・やり直し禁止」のアドリブ練習チャレンジ
という練習を行ないました。
この練習法はどの曲でも効果が高いので、かなり気に入っています。
ミュージシャン一家
今回の曲、Family は
Jazz Flute の大御所 Hubert Laws が
妹の Debra Laws とレコーディングしたオリジナル作品です。
Family を初めて聴いたとき、衝撃を受けて、それ以来頭から離れなくなりました。
この曲を演奏しなければならない、と謎の使命感に駆られるほどでした。
曲のキャッチーさ・美しさ・グルーブ・ソウルフルな歌声・Flute らしい歌い方にすっかり魅了され、さらに Hubert Laws への憧れが増してゆきます。
チックコリア、アールクルー
「 Family 」のアルバムは、1980年にリリースされました。
Chick Corea、Earl Klugh、Bobby Lyle、David T. Walker という豪華メンバーでレコーディングされています。
「レコード・CD 共に、当時は手に入りにくかった」という話が有名です。
タイトル曲以外も、全曲最高のアルバムで、
まず1曲目の「ラベル ボレロ」で確実に涙が出ます。
Hubert Laws 研究は未だ始まったばかり
他にも演奏してみたい Laws Family でのレコーディングがたくさんあるので、引き続き取り組んでゆきたいです。
Family も今回は初回ということで、荒削りでしたが、最初のルバート部分含め、さらにグルーブよくできたら良いなと思います。