ジャズアドリブ演奏コラム

プエルトリコのラテンナンバー Piel Canela

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プエルトリコの有名な作曲家/シンガー Bobby Capó さんの曲を演奏しました。

聴いた瞬間に、自分が映画の中にいるような、ドラマチックで楽しい気分になれる大好きな曲です。

私は映画が大好きで年間160本ほど鑑賞するのですが、
お気に入りのメキシコドラマに使われていた Cómo Fue というラテンナンバーに心を奪われてしまいました。

Cómo Fue はキューバのシンガー、Beny Moré さんが作曲した曲です。

調べてみると、ジャズミュージシャンで演奏されている方も多く、
コード進行も非常にアドリブ向きでした。

出てくるコード進行はツーファイブ進行ばかりですし、
着地する先も、ジャズスタンダードのようなコード進行ばかりです。

Laura Fygi さんに心を奪われる

Como Fue の音源をいろいろと聴き比べるうち、
最も心を奪われたのは

ブエナビスタソーシャルクラブのイブライム・フェレールさんの演奏。
ジャケットが最高ですなあ。

comofue イブライム

そして、Laura Fygi さんのこのアルバムでした。

Laura Fygi comofue

Laura Fygi さんのアルバムの中で、さらに気に入ってしまったのが
今回記事のタイトルにした Piel Canela です。

laura fygi piel canela

遊びの多いアドリブを目指して

私のライブでは、Laura Fygi さんのアレンジを参考に演奏してみました。

ピアノと、ギターのアドリブソロの後に、私のアドリブソロがあります。

Piel Canela も、ツーファイブワンばかりのコード進行で、
Cメジャー・キーなので遊びやすく、楽しい曲でした。

こちらのライブ動画では、

  • オルタード系ツーファイブ・フレーズ
  • コンディミ・スケール・パターン

も交えつつ、リズムの遊びも意識しながら「遊びの多いアドリブ」をイメージして演奏してみました。

ピアノの諸見里くんが私のソロでニコニコしてくれているのが嬉しいです。

もっと楽しいアドリブに仕上げられるよう、持ち曲を増やしながらラテンナンバーの研究をしてゆきたいです。

次回のライブ ご予約お待ちしております

このアドリブ演奏コラムでご紹介させていただいております
私のバンド「Gluten Music 」のライブが、3月に行われます。

ライブのご予約フォーム

渋谷菜々子 Gluten Music

演奏してみたい曲を全力で研究して演奏するバンドです。

メンバー全員のアドリブソロを交えて、ラテン・ソウル・ジャズ・ボサノヴァを演奏します。

今回ご紹介しました演奏動画と同じ会場です。
ビールが安くて美味しく、カレーもたこ焼きも甘味もすごーく美味しいお店です!

ライブのご予約をいただけましたら嬉しいです。

ライブのご予約フォーム
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