新しいフルート用のコンデンサーピンマイクを導入し、
クルセイダーズのストリートライフを演奏しました。
ご本人によるアコースティックバージョン
有名すぎる曲は、本家が1番に決まっているので演奏するのを躊躇してしまうのですが・・
ランディクロフォードとジョーサンプル
ご本人たちによるアコースティックバージョン
を発見したので、それを参考に頑張って研究してみました。
ランディクロフォードのメロディのタイム感が私には非常に難しく、録音を終えたあと「あ、ご本人はあそこでリズムとってたのかもな。」と気付くことがありました。
オリジナルのクルセイダーズバージョンと、タランティーノ映画のサウンドトラックバージョンと、今回のアコースティックバージョンでの歌い回しを聴き比べましたが、メロディのリズムの自由度が高く、とても楽しい曲だと感じました。
とにかく長い間ずっと憧れていた曲でしたが、やっと演奏に取り組むことができ、嬉しかったです。
アドリブソロ
この曲は Fマイナー・キーで、Fm と Cm と B♭m がたくさん出てきます。
基本的に
- Fマイナー・ペンタトニック・フレーズ
- Fm と Cm と B♭m に共通して演奏できる A♭メジャーセブンス・フレーズ
(キーやフレーズによるけれど) - B♭m ドリアン・フレーズ
を用いてアドリブを演奏してみました。
演奏動画の入りのフレーズには、オリジナルレコーディングのウィルトン・フェルダーのソロを引用しました。
オリジナルレコーディングの超アイコニックなサックスソロも、上記のソロ内容で基本的には演奏されており、特に Cm の歌い方がシンプルかつ的確でニクかったです。超キャッチーな名演奏ですよね。
フルート用コンデンサーピンマイク
JTS というメーカーのフルート用コンデンサーマイクを買ってみました。
JTS CX-500F
もともとフルートの良い帯域が上がっており、いらない帯域を上手にカットしてくれているので、めちゃくちゃ良かったです!
スピーカーから音を出してみると、今までボサついて困っていた成分(かといってカットすると不具合があった)がなくなり、ギターとの音被りも少なく、かなりストレスフリーで演奏できるようになりそうです。
スタジオワンで、サチュレーションのみで音がばっちり完成するほど、綺麗に録音できて嬉しかったです。
YouTube にアップしたところ、今までより音圧があるのに、どの音域も録り音の音量がバラつきすぎないため、ノーマライズがほとんどされず、今までの悩みが一気に解消されました。高いところだけピンと出っ張るのを抑えたり、低い音を出すために余分な成分を上げたりせずにすむのです。
今まで使っていたコンデンサーマイクより、調整なしでフルート本来の音が再現しやすい印象です。