かなり苦戦していた James、やっと好きな感じのアドリブができました。
ダイアトニック・コードしか出てこない
この曲は Dメジャー・キーの曲で、平行調の Bマイナー・キーがたまに強調されて出てくる以外はダイアトニック・コードの連結のようなコード進行です。(平行調の Bm 自体、ダイアトニック・コードなのですが)
ダイアトニックだけなのがかえって難しく、ラストAになるとネタ切れになってくるほど。
コード進行上のサウンドが変わらないので、こちらが展開を作るしかないのが難しいのです。
レジェンドたちのいろいろなライブ版や音源のソロを聴き比べましたが、やはりいちばん憧れるのはパットメセニーのキャッチーなソロでした。
メセニーのソロに憧れて
メセニーのソロは、限りなくダイアトニックな音使いで、ペンタトニック・フレーズも明快なものを演奏しています。
テンションやドミナント、暗すぎるブルーノートの感じはあまり入っていないクリーンなサウンドです。
ダイアトニック・コードの上で、
ずっと Eドリアンや Dメジャーセブンス・フレーズを演奏しているようなイメージです。
A7 でのフレーズも、かなりクリーンなミクソリディアン・サウンドで、貞夫さんが演奏するようなキャッチーなソロだなという印象でした。
心に浮かんだまま、歌えたアドリブ
それにならって、私も今回はコード1つ1つというよりは、
歌うように明るいクリーンなダイアトニック・サウンドで演奏することを心がけました。
「ドミナントのテンションやブルーノートを使わない・音を濁らせない」ということは、フレーズでテクニカルを表現できない分、歌ってソロをとれるかが重要になるなと感じ、
心に浮かぶままに間をとり、心に浮かんだままフレーズを組み合わせ、「やっぱりあれを入れた方が賢そうかな」などの邪念を取り払い、「無」を心がけて演奏しました。
心に浮かんだまま全てを歌い切れる瞬間は滅多に訪れませんが、これまでのライブで苦戦し続けた分、今回はかなり歌うようにソロをとれたな、と感じ、嬉しかったです。
こういう瞬間があるから、みなさんアドリブもジャズもライブも音楽もやめられないのですね。
内容もかなり、ダイアトニックな音使いですが、イージーになりすぎないよう
- メジャーセブンス・フレーズ
- メジャー・ペンタトニック・フレーズ
- 平行調のマイナー・ペンタトニック・フレーズ
- ドリアン/ミクソリディアン・フレーズ
- ビバップ・スケール
を歌いつつ、余計なテンションは入れないよう心がけました。











