B-026 ツーファイブ進行にドミナント7thフレーズ

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    • #4321 返信
      AMB
      ゲスト

      現在ジャズピアノのアドリブを勉強中で、枯葉に取り組んでおります。
      この曲はメジャー、マイナーのツーファイブが入っていて、それぞれ
      2つ、計4種類のツーファイブフレーズを入れて曲を弾いたのですが、
      何か取って付けた感があって、連結がうまくいきません。

      このセミナーのB-026 ツーファイブ進行にドミナント7thフレーズ
      で語られている事を枯葉に当てはめると、F7とD7のところに
      既存のドミナント7thフレーズ、その前後はコードトーン中心に曲が
      繋がる様に当てはめる、という考えで宜しいでしょうか。
      この方法ですとコードトーン中心のフレーズを考える必要はあるものの
      取って付けた感はなく、いまく曲が繋がる気はします。
      その際、既存ドミナント7thフレーズは、F7,D7それぞれ1個を入れて
      32小節仕上げるで良いでしょうか。

      そのドミナント7thフレーズですが、先生のフレーズ集その3に載っては
      いますが、数が少ない気がして、ツーファイブフレーズの中からツーの
      部分はカットして、ファイブ/着地のところだけ使うのは有りでしょうか。

      それとこのB-026で語られるドミナント7thフレーズの展開形を使う、という
      のがよく分からないのですが、どういうことでしょうか。

      以上長文になりすみません。
      宜しくお願い致します。

    • #4325 返信
      seminar.jazzsounds
      キーマスター

      ウェブセミナーのご視聴ありがとうございます。
      ご質問に回答させていただきます。

      「枯れ葉でツーファイブ・フレーズを演奏する練習」ですが、
      この練習の目的は「コードとフレーズを一致させること/ツーファイブフレーズに親しむこと」です。

      AMB様はすでにこの段階をクリアされているので、
      「連結をうまくする・自然なフレージングにする」には、次の段階の練習に移る必要があります。
      次の段階の練習として、AMB様が提示されていた練習法は非常に良いと思います。

      ↓そこで、まずこちらの動画をヒントにしていただけるかもしれません。

      同じツーファイブ進行が続く時のアドリブ法 B-033


      切り口が違うので分かりにくいかもしれませんが、私の中で、フレーズの連結にかなり役に立った考え方です。

      枯れ葉で「2小節の長さのツーファイブ・フレーズ」のみを用いてアドリブをとると、
      どうしても取って付けたような感じになってしまうと思います。
      このコード進行だと、どうしてもそれは仕方がないです。

      そこで、小節線を気にせずに、フレーズを組み合わせる練習を試してみてください。

      2小節のツーファイブ進行だからといって
      「2小節の長さのツーファイブ・フレーズだけを演奏しなければならない」という決まりはありません。
      ここに固執すると、結構フレーズの連結が難しく感じてしまうと思います。

      ここからは手持ちのフレーズを自由に「切り取って、組み合わせて、演奏し始めるタイミングを変えて」
      という実験を行う必要があります。
      Cm7 | F7 の2小節間を「Cm7 F7 のサウンド」ということだけ守って演奏します。

      AMB様が提示されていた下記2つの練習法、とても良いと思います。
      是非続けてください。

      ♪B-026 ツーファイブ進行にドミナント7thフレーズ」を枯葉に当てはめて
      F7とD7のところに既存のドミナント7thフレーズ、
      その前後はコードトーン中心に曲が繋がる様に当てはめる

      ♪ツーファイブフレーズの中からツーの
      部分はカットして、ファイブ/着地のところだけ使う

      あとは、

      ♪ツーファイブフレーズの中からツーの部分だけ、ツーファイブ進行内で演奏する
      (ツーファイブフレーズのツーの部分=ドリアンフレーズ)

      ♪2小節のツーファイブ進行内で、1小節のツーファイブ・フレーズを演奏する

      ♪ペンタトニック・フレーズや、コンディミスケールパターン、
      リディアンフラットセブンスフレーズなど、別の種類のフレーズと組み合わせる

      という方法がオススメです。

      最初にオススメした動画(https://seminar.jazzsounds.net/ad-lib-method-when-the-same-two-five-progression-continues/)

      同じツーファイブ進行が続く時のアドリブ法 B-033

      のように、
      フレーズをCm7 | F7 の2小節間の中で自由に組み合わせるんです。

      ——————————————————————————————-
      上記のアイディアを組み合わせて何コーラスもアドリブを行うのですが、
      そこには「次のツーファイブ進行は、こう演奏したい」という意思がなくてはいけません。
      以下の動画がオススメです。

      ↓主体性を持ってアドリブできるようになる方法 C-026

      主体性を持ってアドリブできるようになる方法 C-026

      「ドミナント7thフレーズの展開形」につきましては、こちらの動画をご覧いただければ幸いです。

      ドミナント7th・フレーズ 転回形の練習法 C-023

      私はドミナントセブンス・フレーズは、実際に4種類程度しかアドリブに用いていないのですが、
      この展開形の考え方を用いて、すごくアドリブしやすくなったと感じています。

      ずいぶん前の記事ですが、こちらも参考にしていただけるかもしれません。
      ↓Autumn Leaves のアドリブ方法
      https://jazzsounds.net/autumn-leaves

      よろしくお願いいたします。

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