ホーム › フォーラム › 解説動画の内容に関するご質問 › B-026 ツーファイブ進行にドミナント7thフレーズ
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- AMBゲスト
現在ジャズピアノのアドリブを勉強中で、枯葉に取り組んでおります。
この曲はメジャー、マイナーのツーファイブが入っていて、それぞれ
2つ、計4種類のツーファイブフレーズを入れて曲を弾いたのですが、
何か取って付けた感があって、連結がうまくいきません。このセミナーのB-026 ツーファイブ進行にドミナント7thフレーズ
で語られている事を枯葉に当てはめると、F7とD7のところに
既存のドミナント7thフレーズ、その前後はコードトーン中心に曲が
繋がる様に当てはめる、という考えで宜しいでしょうか。
この方法ですとコードトーン中心のフレーズを考える必要はあるものの
取って付けた感はなく、いまく曲が繋がる気はします。
その際、既存ドミナント7thフレーズは、F7,D7それぞれ1個を入れて
32小節仕上げるで良いでしょうか。そのドミナント7thフレーズですが、先生のフレーズ集その3に載っては
いますが、数が少ない気がして、ツーファイブフレーズの中からツーの
部分はカットして、ファイブ/着地のところだけ使うのは有りでしょうか。それとこのB-026で語られるドミナント7thフレーズの展開形を使う、という
のがよく分からないのですが、どういうことでしょうか。以上長文になりすみません。
宜しくお願い致します。 - seminar.jazzsoundsキーマスター
ウェブセミナーのご視聴ありがとうございます。
ご質問に回答させていただきます。「枯れ葉でツーファイブ・フレーズを演奏する練習」ですが、
この練習の目的は「コードとフレーズを一致させること/ツーファイブフレーズに親しむこと」です。AMB様はすでにこの段階をクリアされているので、
「連結をうまくする・自然なフレージングにする」には、次の段階の練習に移る必要があります。
次の段階の練習として、AMB様が提示されていた練習法は非常に良いと思います。↓そこで、まずこちらの動画をヒントにしていただけるかもしれません。
切り口が違うので分かりにくいかもしれませんが、私の中で、フレーズの連結にかなり役に立った考え方です。枯れ葉で「2小節の長さのツーファイブ・フレーズ」のみを用いてアドリブをとると、
どうしても取って付けたような感じになってしまうと思います。
このコード進行だと、どうしてもそれは仕方がないです。そこで、小節線を気にせずに、フレーズを組み合わせる練習を試してみてください。
2小節のツーファイブ進行だからといって
「2小節の長さのツーファイブ・フレーズだけを演奏しなければならない」という決まりはありません。
ここに固執すると、結構フレーズの連結が難しく感じてしまうと思います。ここからは手持ちのフレーズを自由に「切り取って、組み合わせて、演奏し始めるタイミングを変えて」
という実験を行う必要があります。
Cm7 | F7 の2小節間を「Cm7 F7 のサウンド」ということだけ守って演奏します。AMB様が提示されていた下記2つの練習法、とても良いと思います。
是非続けてください。♪B-026 ツーファイブ進行にドミナント7thフレーズ」を枯葉に当てはめて
F7とD7のところに既存のドミナント7thフレーズ、
その前後はコードトーン中心に曲が繋がる様に当てはめる♪ツーファイブフレーズの中からツーの
部分はカットして、ファイブ/着地のところだけ使うあとは、
♪ツーファイブフレーズの中からツーの部分だけ、ツーファイブ進行内で演奏する
(ツーファイブフレーズのツーの部分=ドリアンフレーズ)♪2小節のツーファイブ進行内で、1小節のツーファイブ・フレーズを演奏する
♪ペンタトニック・フレーズや、コンディミスケールパターン、
リディアンフラットセブンスフレーズなど、別の種類のフレーズと組み合わせるという方法がオススメです。
最初にオススメした動画(https://seminar.jazzsounds.net/ad-lib-method-when-the-same-two-five-progression-continues/)
のように、
フレーズをCm7 | F7 の2小節間の中で自由に組み合わせるんです。——————————————————————————————-
上記のアイディアを組み合わせて何コーラスもアドリブを行うのですが、
そこには「次のツーファイブ進行は、こう演奏したい」という意思がなくてはいけません。
以下の動画がオススメです。↓主体性を持ってアドリブできるようになる方法 C-026
「ドミナント7thフレーズの展開形」につきましては、こちらの動画をご覧いただければ幸いです。
私はドミナントセブンス・フレーズは、実際に4種類程度しかアドリブに用いていないのですが、
この展開形の考え方を用いて、すごくアドリブしやすくなったと感じています。ずいぶん前の記事ですが、こちらも参考にしていただけるかもしれません。
↓Autumn Leaves のアドリブ方法
https://jazzsounds.net/autumn-leavesよろしくお願いいたします。
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