ジャズアドリブ演奏コラム

ライブ前の練習は

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gluten music 渋谷菜々子

今週末はいよいよライブです。
アドリブや表現の内容を詰めているところです。

今回はライブ前の練習、なにを意識しているか書いてみたいと思います。

ライブのご予約はこちらより 私たちの演奏動画

ダイナミックマイクを新調しました

今までは自分の持っているピンマイク式のコンデンサーマイクを使っていましたが、バンドの音がでかくなる場合はうまい帯域を上げられないので、

今回はダイナミックマイクを新調してみました。
これまでライブ会場でお借りしていたダイナミックマイクとは別のモデルです。

試演してみた感じでは、フルートの音がふくよかになり、帯域を調整しても他の楽器とハウりなど起こりづらそうなのでゲインも上げられる、良いことづくめっぽいです。

今回のライブセトリ

今回のライブで、完成に期待している曲はこちらです。

Boplicity – Miles Davis

今まではツーファイブ・フレーズ中心に演奏してきたけれど、今回はメロディックマイナー・フレーズを多用して、サウンドを変える試み

Drive My Car – The Beatles /ボビーマクファーリンなイメージで

ブルースアレンジだけど、1発ではないコード進行、ファンキーなアドリブ内容を詰め込みました

Last Train Home – Pat Metheny

メセニーのように、濁りなくクリーンでキャッチーなアドリブ内容にする
不思議な感覚のこの曲に合うソロ内容を練っています

Minuano – Pat Metheny / Dianne Reeves

12/8 拍子のメロの歌い方をメセニーをしっかり意識する
ポリリズムのような気持ちよさとハマりを体現する
ダイアンリーヴスのようなイメージでルバート部分を歌い、ソロ内容はビバップならではのものにする

Soul Shadows – Crusaders

クルセイダーズとビルウィザースの大好きな曲
歌い方はヘンダーソンのブルージーな歌い方もコピーしつつ、アドリブ内容もペンタとドミナントで、ブルーノートや♭9th の気持ちよさをしっかり入れる

Killing Me Softly – Roberta Flack

いままではオルタードツーファイブフレーズなどで攻めていたが、今回からは Hubert Laws から拾った美味しい Fm のフレーズをふんだんにいれて、この曲のキーをさらに強調する

ほかにも、スタッフの Footsモンゴ・サンタマリアの No More など、どきどきする曲がたくさん。練習したことを冷静にとらえつつ、本番だけ聴こえてきた音も入れられる余裕があるといいなあと考えています。

今回の演奏の目標

♪ 楽曲の理解、ただ単にコード進行に沿っているは卒業
その曲らしさに意外さもプラスする

♪ あかぬけた演奏 アーティキュレーションとリズムに重点を

♪ 全てのフレーズに意思がある演奏

♪ Hubert Laws のようにリズム面でもアイディア溢れるソロ

♪ 全ての音域 鳴り切った音で演奏する

♪ ちゃんとヒリヒリするような内容の盛り上げるソロ内容
かといって大袈裟ではなく、秩序のあるもの

 

熱意を込めて演奏したものは、やはり動画にしても伝わるなあと思うことが多いのです。
楽しんでいただくために演奏以外のことをがんばるのも大切だとは思うけれど、結局は命を賭けて曲に取り組んだかどうか、がお客さんの心にいちばん訴えかけると感じています。思ったとおりに音が運ばず、うまくいかない日もあるけど。

さて、今回はどうかなあ。

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