返信先: D-003 All of Me アナライズ

#4343
seminar.jazzsounds
キーマスター

課題曲を進まれたということ、おめでとうございます。
Autumn Leaves から All of Me 、とても良いリンク練習になると思いました。

E7, A7 のフレーズを1つずつ用意し、
そのコードが出てくる度に毎回同じフレーズを演奏する
という練習方法、とても効果的だと思います。

「もちろん前半はこのフレーズの方が良いかな」など考えることも重要ですが、
それは E7 や A7 というコードに慣れてからでも遅くありません。

こだわってフレーズを選びすぎて、
時間ばかり経ってしまうと結構気持ちがしんどくなってくるので、

初めのうちはフレーズを少なめに設定し、コードが出てくる度に使い回す
不自然でもOKです

E7 や A7 に対して、恐怖心がなくなってきた・音づかいに慣れてきた!

フレーズをさらに1つずつくらい増やしてみて、
「このフレーズが合いそう」と、気分でフレーズを選べるようにする

という流れがオススメです。

【ポイント】
ただし、最初に覚える E7, A7 各々1個のフレーズは、
なるべく「自分が気に入ったフレーズ」にするのがポイントです。
せっかく時間・労力を使って覚えるフレーズなので、
なるべく「好き・楽しい」と感じるフレーズを選んでください。
この先長く使ってゆくフレーズになるかもしれないので、そこはこだわると楽しいです。

【ポイント】
フレーズのストックが増えると、気分で選べるようになってきて、自然なフレージングになります。
フレーズとコードを一致させる段階は、チャッチャッと進めてしまうのが良いと思います。

今の時点では、1曲に対して覚えるフレーズが少ないかもしれませんが、
曲数をどんどんこなしてゆくうちに、
いつの間にか厚いストックに変わっているはずだからです。

私は最初の頃、新しいフレーズが一個でも曲中に出せたら「成功」ということにして、次の曲に進めていました。
新しいコード進行に出会うと、自分流のノウハウがどんどんたまるので、1個覚えたらどんどん次に進むのがコツです。

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「気に入ったドミナントセブンスフレーズを移調して別のコードで使う」
は、とってもおすすめです!
ドミナントセブンスフレーズは、移調して使ってゆくと、
サウンドがしっかり頭に入ってきて、
セブンス・コードの解決する感じをマスターできるからです。

AMB様の練習方法はどれもばっちり、オススメな方法です。

よろしくお願いいたします。