Airegin を演奏しました。
初見演奏のときは
Airgin というタイトルは、アフリカにある地名から取っているそうです。
私は課題曲を決めたら、
まず初見で、自分の持ちネタだけでアドリブする練習
を最初に行っています。
以下のような感じです
- どこで詰まるのか、苦手なコード進行はどこか
- この部分は楽しく歌えそう!得意そう!
美味しいポイントを探す - どんなフレーズを選ぶと、良いサウンドが得られるか
を演奏しながら、初見の段階で試します。
コード進行アナライズは、慣れてくると頭の中で自然に行えるようになります。
初見でポイントをおさえたら
初見でポイントをおさえたら、
- どのように解釈して良いか分からない部分を、
ジャズレジェンドの演奏を耳コピして、分析しながら研究する - 手数を増やすために、他にどんなコード進行解釈があるか
耳コピしながら探る - やってみたいアドリブの技法があれば、
そのコード進行で再現できるように、練習する
というルーティンを行います。
なぜ手数を増やすの?
なぜ手数を増やすのか、というと・・
1つのコード進行に対して、行き先を増やす(選択肢を増やす)ことで
「アドリブ中、その場で頭に鳴ったサウンドを選べるようになるから」です。
1つのコード進行に対して、1つのフレーズだけだと、
パズルのような演奏になってしまうのは仕方のないことです。
ですが、いくつも選択肢があり、それを使いこなすことができていれば
「あ、こっち行きたい!」と思ったときに身体が反応してくれます。
頭で鳴った音をそのまま演奏できるので、
アドリブが自然な流れになり、無理やりフレーズを詰め込んだ感じが無くなってきます。
手数を増やすときは、フレーズを増やすというよりも、フレーズの種類を増やすのがコツです。
Airegin 遊べる曲
Airegin は、Bセクション/Cセクションはとっても難しいですが、
Aセクションは遊びやすく、とても楽しい曲だと感じました。
最初の4小節間は
Fm | C7 | Fm | F7
なので、3小節目まではFマイナー・キーで遊ぶことができます。
- Fマイナー・ペンタトニック・フレーズ
- Fマイナートニック・フレーズ
- C7 ドミナントセブンス・フレーズ
などで遊びました。
次の4小節間は
B♭m | F7 | B♭m | B♭7
なので、 B♭マイナー・キーで遊ぶことができます。
- B♭マイナー・ペンタトニック・フレーズ
- B♭マイナートニック・フレーズ
- F7 ドミナントセブンス・フレーズ
で自由にフレージングをして、演奏しました。