Detour Ahead
この曲も、高校生の時分から大好きだった曲です。
私の師匠の岡淳先生の演奏する Detour Ahead に心奪われ、毎日何度も繰り返し聴きました。
研究対象を選曲するときは「演奏してみたい!!!」という気持ちがマックスに達したものだけを選ぶようにしていて、この曲もまさにその理由で選びました。
演奏してみたい!という気持ちは本当に大切で、そうでない心に響かない曲は、自分の中で目が滑ってしまい、学びが少なくなってしまうと感じます。
この曲は大好きなので、学びが多かろうと思い、チャレンジしました。
何度かチャレンジしているのですが・・
Detour Ahead
実は何年も前から何度もチャレンジしている曲なのですが、なにせ師匠の演奏に憧れているので、ただ師匠の演奏をなぞるだけになってしまうことが悩みでした。
(同じコードで同じフレーズを思いっきり使ってしまう、というように。)
そこで、30人くらいの Detour Ahead を聴き比べて、新たなお気に入りの Detour Ahead を見つけることに。
まず好きになったのは、私が想う Detour Ahead の世界観を体現している彼女の演奏です。
もう1つは、Ralph Lalama による演奏です。
ビバップばりばりの Detour Ahead
Ralph Lalama による Detour Ahead はビバップばりばりで、アーティキュレーションの完璧さも天下一品、一気に虜になってしまいました。
どうしてもこのアーティキュレーションを0.1mm でも自分のモノにしたく、完全コピーを目指して毎日練習しました。
私のアドリブ完成までのルーティン
自分のアドリブ演奏を完成させるときは、
- 耳コピした完璧なソロから、大好きなフレーズをいくつか拝借し、ソロに用いる
- 耳コピしたソロで行われているコード解釈を、自分の手持ちフレーズで再現できないか考える
- 自分の手持ちのアイディアを結集させ、全部使ってみてから「引き算」する
という手順を用いて練習しています。
そうして完成したのが、こちらの演奏です。
譜面付き
Duo Version
Live Version
まだまだ演奏し足りない、という気持ちなので、また演奏します。