フレディハバードの名盤から、Flutie 。
Dマイナーでひたすらに遊べるとても楽しい曲です。
美味しいペンタ・フレーズ
フレディハバードのアルバムでは
フルートの Yusef Lateef が「Dマイナー・ペンタトニック・フレーズ」から
ソロをスタートしています。
この音源での Yusef のソロは、美味しく、かつ分かりやすい
- Dマイナー・ペンタトニック・フレーズ
- Dドリアン・フレーズ
- Dマイナートニック・フレーズ
が盛り沢山です。
この音源から、これらの基本フレーズをストックするのも非常にオススメです。
かなり美味しいフレーズだらけでしたので、私も耳コピする手が止まりませんでした。
無調性フレーズから、ソロをスタート
私は「無調性フレーズ」でソロを始めてみました。
(特定のキーを感じさせないフレーズのことです)
この曲のように「調性が一貫し、変化しない曲」を演奏するときの「導入部分」はとても重要なので、無難すぎるフレーズを選ばないように気をつけています。
Dマイナー・キーが一貫しているコード進行なので、私も
- Dマイナー・ペンタトニック・フレーズ
- Dドリアン・フレーズ
- Dマイナートニック・フレーズ
の「美味しいもの」を惜しみなく表現できるよう、アドリブしてみました。
フレーズ集をお使いいただいている方は「あ、あのフレーズだ!」と
ピンとくるフレーズも多いかもしれません。
キーが一貫している曲は遊びやすい
この曲は Dマイナー・キーが一貫しているので、遊ぶのがとても楽しい曲です。
Dm( Ⅰm )と Gm( Ⅳm ) を行き来するシンプルな構成で、
もちろん Dm と Gm の間に
そこに向かう「ドミナントセブンス・コード」や「ツーファイブ進行」があるわけですが、
1曲通して、Dマイナー・キーから全く外れない「お手本のようなマイナー・キー曲」です。
適度に無調性パターンを挟みつつ、基本的にはインサイドで極限までフレーズを組み合わせて遊ぶと楽しいです。
▽無調性パターンの演奏法
マイナー・コードが続くときは
- マイナー・ペンタ・フレーズ
- マイナートニック・フレーズ
- ドリアン・フレーズ
を組み合わせて遊ぶことができます。
▽詳しくは以下の解説動画をご覧ください