返信先: B-026 ツーファイブ進行にドミナント7thフレーズ

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#4325
seminar.jazzsounds
キーマスター

ウェブセミナーのご視聴ありがとうございます。
ご質問に回答させていただきます。

「枯れ葉でツーファイブ・フレーズを演奏する練習」ですが、
この練習の目的は「コードとフレーズを一致させること/ツーファイブフレーズに親しむこと」です。

AMB様はすでにこの段階をクリアされているので、
「連結をうまくする・自然なフレージングにする」には、次の段階の練習に移る必要があります。
次の段階の練習として、AMB様が提示されていた練習法は非常に良いと思います。

↓そこで、まずこちらの動画をヒントにしていただけるかもしれません。

同じツーファイブ進行が続く時のアドリブ法 B-033


切り口が違うので分かりにくいかもしれませんが、私の中で、フレーズの連結にかなり役に立った考え方です。

枯れ葉で「2小節の長さのツーファイブ・フレーズ」のみを用いてアドリブをとると、
どうしても取って付けたような感じになってしまうと思います。
このコード進行だと、どうしてもそれは仕方がないです。

そこで、小節線を気にせずに、フレーズを組み合わせる練習を試してみてください。

2小節のツーファイブ進行だからといって
「2小節の長さのツーファイブ・フレーズだけを演奏しなければならない」という決まりはありません。
ここに固執すると、結構フレーズの連結が難しく感じてしまうと思います。

ここからは手持ちのフレーズを自由に「切り取って、組み合わせて、演奏し始めるタイミングを変えて」
という実験を行う必要があります。
Cm7 | F7 の2小節間を「Cm7 F7 のサウンド」ということだけ守って演奏します。

AMB様が提示されていた下記2つの練習法、とても良いと思います。
是非続けてください。

♪B-026 ツーファイブ進行にドミナント7thフレーズ」を枯葉に当てはめて
F7とD7のところに既存のドミナント7thフレーズ、
その前後はコードトーン中心に曲が繋がる様に当てはめる

♪ツーファイブフレーズの中からツーの
部分はカットして、ファイブ/着地のところだけ使う

あとは、

♪ツーファイブフレーズの中からツーの部分だけ、ツーファイブ進行内で演奏する
(ツーファイブフレーズのツーの部分=ドリアンフレーズ)

♪2小節のツーファイブ進行内で、1小節のツーファイブ・フレーズを演奏する

♪ペンタトニック・フレーズや、コンディミスケールパターン、
リディアンフラットセブンスフレーズなど、別の種類のフレーズと組み合わせる

という方法がオススメです。

最初にオススメした動画(https://seminar.jazzsounds.net/ad-lib-method-when-the-same-two-five-progression-continues/)

同じツーファイブ進行が続く時のアドリブ法 B-033

のように、
フレーズをCm7 | F7 の2小節間の中で自由に組み合わせるんです。

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上記のアイディアを組み合わせて何コーラスもアドリブを行うのですが、
そこには「次のツーファイブ進行は、こう演奏したい」という意思がなくてはいけません。
以下の動画がオススメです。

↓主体性を持ってアドリブできるようになる方法 C-026

主体性を持ってアドリブできるようになる方法 C-026

「ドミナント7thフレーズの展開形」につきましては、こちらの動画をご覧いただければ幸いです。

ドミナント7th・フレーズ 転回形の練習法 C-023

私はドミナントセブンス・フレーズは、実際に4種類程度しかアドリブに用いていないのですが、
この展開形の考え方を用いて、すごくアドリブしやすくなったと感じています。

ずいぶん前の記事ですが、こちらも参考にしていただけるかもしれません。
↓Autumn Leaves のアドリブ方法
https://jazzsounds.net/autumn-leaves

よろしくお願いいたします。