バラードの練習法 〜準備編〜
アドリブをするには、十分な下準備が必要です。特にバラードは、精密にフレージングの準備を行いましょう。
まず、コード進行のアナライズを行い、アドリブに必要なフレーズを調べます。バラードのコード進行のアナライズを行う際、注目すべきコードは次の4つです。
この4つのコードに注目すると、アドリブしやすくなると思います。
実際のコード進行をアナライズしながら、いま挙げた4つのコードがどんなふうに登場するか、確認してみましょう。
今回は、比較的簡単なコード進行のバラード、 Moonlight in Vermont を選びました。まずは、Moonlight in Vermont のAセクションのコード進行を見ながら、バッキング音源を聴いてみましょう。
Aセクションは、トニックコード=つまりこの曲の土台となるコードから始まります。
E♭6はⅠ6 なのでトニックコード、そして Cm7 は E♭メジャーのキーから見てⅥm7、これもまたトニックコードです。
トニックコード が1小節あったのなら、そこではメジャーセブンス・フレーズや、メジャーペンタトニック・フレーズが演奏できます。
【 バラード – 4つのコードをおさえてアドリブ 演奏例:1 】
解説動画では、アナライズを行いながら
4つのコードに対して必要なフレーズを洗い出してゆき、それぞれのフレージング例を譜面と一緒にお聴きいただきます。
解説動画 バラードの練習法 〜準備編〜 C-024
ジャズアドリブの仕方 ウェブセミナー
シリーズC ジャズアドリブ練習法
再生時間:9分49秒
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バラードの練習法 〜準備編〜 C-024 チャプター
バラードのアドリブには精密な準備が必要
コード進行アナライズで4つのポイントを確認
実際のバラード曲をアナライズしてみましょう
アナライズした上で
もう1度バッキングを聴いてみましょう
バラード用のフレーズは必要ない
“トニック” でサウンドするフレーズ
演奏例
“ツーファイブ” でサウンドするフレーズ
演奏例
“解決する7thコード” でサウンドするフレーズ
演奏例
“サブドミナント・マイナー” でサウンドするフレーズ
演奏例
アイディアを結集させて
精密なバラード・アドリブを!
今回のまとめ
おすすめのジャズアドリブフレーズ集