久々に Stella By Starlight の演奏に挑戦しました。
ウェブセミナーの動画でリクエストをいただき、
Stella By Starlight のコード進行アナライズ/アドリブ演奏法
を解説しているので「自分でも演奏しなければ」と選曲した次第です。
トニックディミニッシュ
ステラの最初の2小節間は「トニック・ディミニッシュ」の機能を持つコードです。
今回の演奏では
トニック・ディミニッシュである Em7♭5 | A7 に対し
- A7コンディミ・スケール・パターン
- Fメジャーセブンス・フレーズ
= 結果的に B♭ダイアトニック・ディミニッシュ の音使い
を用いて演奏しました。
解説動画の中では「Fメジャーセブンス・フレーズ」の選択肢をご紹介しませんでした。
が、マイナー・ツーファイブ進行全般に使える技でもあるので、
最近使い始めています。
Em7♭5 | A7 = マイナー・ツーファイブ進行に対し、
1小節目の Em7♭5 で Fメジャーセブンス・フレーズ
を演奏すると、結果的に B♭ダイアトニック・ディミニッシュ の音使いになり、サウンドも格好良いです。
サウンドするかどうかはフレーズによる、とも言えますので、色々試してみてください。
トニック・ディミニッシュとは?
「トニック・ディミニッシュ」についての解説は、是非解説動画をご覧ください。
アドリブ法も数パターン、ご紹介しています。
演奏し終えてから Stella By Starlight の解説動画を見返したのですが、
トニック・ディミニッシュの仕組みについて、
なかなか分かりやすい動画になっているかも・・なんて思いました。